(1) |
梅はさっと水洗いし、かぶるくらいの水に4〜5時間から一晩つけてアク抜きをする。 |
(2) |
(1)をザルに上げて水を切り、梅のへたを丁寧に取り、その後ふきんで水気を拭き取る。 |
(3) |
漬ける容器は、ほうろう製か陶器を選ぶ。容器はよく洗い天日に干すなどしてよく乾燥させる。
焼酎でしめらせた布で拭く。 |
(4) |
容器の底に塩をまき、手で塩をもみ込んだ梅を漬け込む。その上にまた塩をさっとまき同じように次々と漬けていく。 |
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焼酎をさっとふりかけ梅の2倍〜2.5倍の重さの重石をして4〜5日おき、梅の汁が上がってくるのを待つ。 |
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梅の汁(白梅酢)から梅が頭を出さないくらいの軽い重石に替え、しその出回るまで漬けておく。 |
赤じその作り方 |
(1) |
しそは葉だけをつんで洗い、水気を拭きとっておく。 |
(2) |
すり鉢かボールに(1)を入れ、半量の粗塩でよくもんだ後、固く絞って汁を捨てる。さらに残りの塩でもみ、また出たあく汁を捨てる。
そのしそに白梅酢を1カップ〜2カップかけ、鮮やかな赤しそを作る。
漬けた梅の上にかぶせるようにしておく。 |
(3) |
しそをかぶらせたままの梅は土用の時期(7月後半から8月初め)になったら天日で干す。 |
(4) |
梅酢から梅、しそを取り出して、それぞれ別々に干す。梅はそのままザルで干すが、しそ、梅酢は乾燥しないようにラップをかけ雨に注意しながら3〜4日土用干しする。その後、また容器に戻して漬けこめば梅干しの出来上がり。 |
■工夫点
※梅は少し黄色みがかったくらい熟した、丸みがあって肉厚の梅を選ぶ。傷のあるものは避ける。
※しそはちりめんじそがよい。濃い紫色で葉っぱのギザギザの深いものを選ぶ。
※梅が柔らかいのが好みなら梅酢が上がりやすいようにふりかける時(5)に、前の年漬けた梅焼酎を使えば糖分が入っているので梅の皮が柔らかく仕上がる。
きちんと手順をふんで漬ければうまく漬かる。 |