北阿蘇トレッキングレポート
日   時  平成14年4月16日(火)午前9時はな阿蘇美(阿蘇市)集合
視察場所  北阿蘇外輪周辺〔押戸岩・その周辺、甲の瀬(マゼノ渓谷)〕


 朝9時に阿蘇市の「はな阿蘇美」に集合。
 そこで本日のトレッキングルートの道順を決め、いざ出発。
「はな阿蘇美」から大観峰方面へのR212を15分ほど車で走ったところに湯浦牧場の入り口にさしかかり、牧野入り口の鉄条網の扉を開き、野焼きが終わったばかりの草原の牧野管理道を走る。湯浦牧野管理棟の近くには、熊本県教育会長 赤星典太氏が書かれた 杉平作弥氏の遺跡がまつられていた。

 更に牧野管理道を進むと、原野の小高いところに押戸岩、通称「鬼のお手玉石」が眼中に入り、雲の間から差し込んだ太陽光線が押戸岩だけを照らし、不思議な、幻想的な気持ちにさせられた。
押戸岩周辺では、はじめは自然石がただぽつんぽつんとあるのかとと思っていたのが、坂元局長の巧みな演説を聞き、石と石とが直線で切られているところや、太陽が昇る角度に石がスケ石で傾けられている部分など、人工で組まれた石というのが感じられた。でも強風が吹き肌寒くなり鼻水がすたすたと落ちましたが、そこから周辺を見渡した風景は、阿蘇の原野が波のように連なる広大な景色は九州ではここでしかみれないと思い元気が付けられた気分でした。
 その後、南小国の林道の杉や檜の山がよく間伐された風景の中を車で走り抜 け、甲の瀬のマゼノ渓谷につき、そこでは、綺麗な湧き水が清流となった小川を、亀の甲羅のような模様の石が、川底にしかれたように並んでおり、またまた不思議な感じになった。
 昼食は、「さこんうえの蛙」で農家民宿をしているところで、山菜料理を舌鼓を打ち堪能した。小雨の中河津さんが、にこやかに裏山の山菜の話をしていただき、ゆったりとした時間を過ごせたという感じでした。
 トレッキングとしては、サインがあればとか途中に東屋等があればいいかなと思った。JR関連でも結びつきができないかなとも思った。


戻 る